『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を読みました。SmartNewsの読書コーナーでふと目に入り、興味がわいたので買って読んでみることにした本です。Kindleでも売られていたこと、書籍買ったあとに気づいた…
目に見えない人の見ている世界を、「空間」「感覚」「運動」「言葉」「ユーモア」と章を分けて説明しています。
通常、視覚から得られる情報は8~9割と言われます。その情報を取得できない場合、どのように周囲の情報を手に入れるのか。
視覚から得た情報を処理する脳の箇所が、触覚により活性化する事例の紹介では、人、身体の感覚器としての役割に驚かされます。
芸術鑑賞におけるソーシャルビューイングなど、初めて聞いた話も交えらてました。
多くの場合、(私の勤めているところもそうですが)、費用対効果とか、そういう観点から健常者のみしか正常に使えないようなサービスの開発を主としています。一方で、様々な能力を健常者と同等に持っていない人たちも存在します。そんな人たちも楽しめるような、そんな身近なサービスを開発できるまで世界を進めたいですね。そうすれば、もっと楽しい世界になりそう。
その手段として、広くは「アクセシビリティ」と呼ばれる機能があります。スマホ、Web共に提供される、音声読み上げや色を変化させるような機能です。
例えば、WebだとWAI-ARIA(Web Accessibility Initiative-Accessible Rich Internet Applications)が有名どころでしょうか。スマホアプリの開発でも、accessibilityLabel(iOS)とか、contentDescription(Android)が提供されたりします。
私含む多くの人は、きっとこういう障害も”当事者”となるレベルで経験しないと必要性がわからないでしょう。なのですが、こういう違いも、こういった書籍を通して何か得て、何か違いがあって、その上で同じように楽しさを感じられるような世界に近づけるといいなー、とふと思いました。
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