アジャイルユーザビリティを読んでみました。
UIはUXの表層のことをさすだけなので、UXって実は開発含めすべてを考えた上で設計していかなければいけない内容なのですよね。そして、今の速いビジネススピードに競っていくにはAgileやLeanであることも大事。
有名なUXの構造は以下。

※http://enterprisezine.jp/iti/detail/2664 より
ISO 9241-210 が現在の最新の国際規格の模様。Human Centered Design(人間中心設計)の話しですね。
本書では以下を新HCDとしてのポイントとして記載しています。
- ユーザの声を聞かない
- ユーザが正しいとは限らない、ということですね
- 1人のために設計する
- ペルソナの定義、重要ですよね
- 手を動かしながら考える
- 早期に失敗する
あと、ユーザテスト入門、テスト設計、分析と再設計が記載されています。
いずれも、やはりLeanやAgileのように、小さく回していく。
紙のペーパーモックでもよいのでMVPを作っていく、というのは非常に大事。
品質よりな話しも少し。
参考: 関西品質工学研究会
目的機能と基本機能。
目的機能: 製品本来の目的。お客さんや、ユーザが欲しいと思っている機能であり、技術手段とは関係ない。
例えば、自転車は移動が目的、その移動したい距離に対して評価される。
基本機能: 目的機能を達成するための、技術的な手段をさす機能。技術者が欲しいと思っている手段を意味する。自転車の目的機能が移動だとして、その移動のための手段として「ペダルの踏力が後輪の回転のエネルギーに変換されるシステム」が基本機能の例。
目的機能の選択理由がはっきりしていることが望ましく、その目的機能とシステムを結びつけるときの合意の手段としてB-Caseがある。
http://www.jasa.or.jp/top/activity/bulletin/bulletin034-03.html
一方、弊社のようなサービスを持つ場合、その「やる」判断には多くの選択理由が落とし込まれたりしているので、息をするようにそれが使われていてよい感じ。
これをあわせて書いたのは、目的機能を決めることは、UXにも大きく関わってくる内容なので。
デザイナに偏りがちなUXの話しですが、実は製品を開発する人がまるっと関係する必要があるということですね。